[概況]
5日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.080円まで上昇した。
6月米雇用統計を控え様子見ムードが続くなか、東京時間の終盤にかけて米10年債利回りが1.96%付近まで上昇した。
米債利回りの上昇を受け、米ドル円は108円台前半の水準で推移する展開となっている。
現在、欧州時間入り米ドル円は108.015円付近で推移。
この後、米国時間では6月米雇用統計の発表が予定されており、なかでも6月米非農業部門雇用者数(予想:16万人 前回:7.5万人)や6月平均賃金(予想:前年比3.2% 前回:前年比3.1%)などの結果に注目が集まりそうか。
テクニカル的には米ドル円は上値付近に一目均衡表の基準線(108.200円)などが控えており、同線がレジスタンスとなる可能性も考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
