日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、リスク回避の流れ

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比13円95銭安の3363円36銭となった。連休明けの米国市場では米中摩擦の長期化懸念からNYダウが230ドル超下落し、為替市場も1ドル=109円台前半へと円高に振れており、日経平均株価が1%超下げるなか、ジャスダック市場にもリスク回避の流れが波及した。
半面、外部環境の変化に短期的には影響を受けにくい内需株が多い新興市場では下値模索の展開とはならなかった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で206億円、売買高は5339万株。
値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は400となった。
 
個別では、成学社、ZOA、大木ヘルスケアホールディングス、アルファクス・フード・システム、ウルトラファブリックス・ホールディングスなど20銘柄が年初来安値を更新。ウッドフレンズ、東武住販、岡山製紙、イーサポートリンク、セプテーニ・ホールディングスが売られた。
 
一方、やまねメディカルがストップ高。エスエルディー、京極運輸商事は一時ストップ高と値を飛ばした。幼児活動研究会、B-R サーティワンアイスクリーム、プロパスト、ファンドクリエーショングループ、応用技術など9銘柄は年初来高値を更新。アサカ理研、LCホールディングス、Nuts、シライ電子工業、地域新聞社が買われた。
 
 

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