東証マザーズ指数は続落した。前日比15.92ポイント安の904.67ポインだった。
値上がり銘柄数は61、値下がり銘柄数は212となった。
米国株市場が値を崩し買い手控えムードが強まる中、東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に売られ日経平均が続落となっている。このリスク回避の流れは、マザーズ市場にも重荷となり売りが先行している。また、中国株や香港株も軟調な動きで投資家のセンチメントを悪化させている。
「きょう上場のバルテスに資金が向かったことも要因」との声も聞かれた。
30日にマザーズ市場に上昇したバルテスは買い気配のまま午前を終えた。気配値は公募・売り出し(公開)価格の660円の1.7倍の1122円に切り上げた。
個別では、ITbookホールディングス、ピクスタ、農業総合研究所、ベガコーポレーション、アクセルマークなど11銘柄が年初来安値を更新した。フレアス、ロジザード、チームスピリット、地盤ネットホールディングス、イトクロが売られた。
一方、フルッタフルッタ、ホープがストップ高となった。ティーケーピー、データホライゾン、FFRI、ラクス、HEROZなど11銘柄は年初来高値を更新した。リボミック、ハウテレビジョン、神戸天然物化学、GA technologies、ALBERTが買われた。
