日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比5円56銭安い3357円35銭だった。 前日の米国株安や中国株安を受け、個人投資家のリスク回避志向が高まり、売りが先行した。大引けにかけて下げ幅を縮小した。
市場関係者が「要注目」と警戒していた直近安値の5月16日終値(3355.14)を割らずに終了し、底堅さを示した。製造業を中心に一部銘柄が買われ、市場では「全般は軟調だが、何か材料があれば資金が集中する」との指摘があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で390億円、売買高は7514万株だった値上がり銘柄数は225、値下がり銘柄数は369となった。
個別では、テラ、ブロッコリー、ありがとうサービス、アルファクス・フード・システム、ウルトラファブリックス・ホールディングスなど25銘柄が年初来安値を更新した。地域新聞社、共同ピーアール、ビーマップ、シンクレイヤ、ピクセルカンパニーズが売られた。
一方、No.1、アサカ理研、ソフィアホールディングスがストップ高となった。やまねメディカルは一時ストップ高となった。第一建設工業、Shinwa Wise Holdings、日東ベスト、ファンドクリエーショングループ、日本エス・エイチ・エルなど17銘柄は年初来高値を更新した。アルファクス・フード・システム、サン電子、メイコー、鉱研工業、日邦産業が買われた。
