マザーズ指数は3日ぶり反発、買い戻しの動き

東証マザーズ指数は3日ぶり反発した。前日比3.97ポイント高の908.56ポイントだった。
 前日の米国株高や円高一服など外部環境の一先ずの落ち着きを背景に、朝方は売り方による買い戻しの動きが先行している。メルカリの上昇が指数をけん引した。
米中貿易摩擦の長期化懸念を背景に売り込まれていただけに、ハイテク関連などがしっかりとした展開となったことはテクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場に好影響となっている。
ただ、週末、月末とあって、ポジション調整の売りも出やすくなっている。
値上がり銘柄数は114、値下がり銘柄数は157となった。
 
 30日にマザーズ市場に上場したバルテスは、9時36分に公募・売り出し価格(660円)の2.8倍にあたる1820円で初値を付けた。その後は利益確定売りに押され、前引けは1765円と初値を下回った。
 
個別では、キャンディル、フルッタフルッタ、海帆、データホライゾン、JIG-SAWなど7銘柄が年初来高値を更新した。リボミック、ジーニー、オイシックス・ラ・大地、ラクスル、アドベンチャーが買われた。
 
一方、フィット、農業総合研究所、アクセルマーク、ホットリンク、ジーンテクノサイエンスなど8銘柄が年初来安値を更新した。ホープ、Mマート、JMC、プレシジョン・システム・サイエンス、インパクトホールディングスが売られた。
 
 

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