日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比24円53銭安い3314円92銭となった。
前週末の海外市場では、トランプ米大統領がメキシコからのすべての輸入品に制裁関税を課すと表明。米政権の強硬な通商政策に対する懸念の高まりから欧米の主要株価指数が下落した。シカゴ日経225先物も大幅に値を下げ、世界的な株安連鎖が続いている。
米国と各国の貿易摩擦が長期化するとの見方から個人投資家がリスク回避姿勢を強め、新興株市場でも売りが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で196億円、売買高は4181万株。
値上がり銘柄数は117、値下がり銘柄数は464となった。
個別では、常磐開発、佐藤渡辺、博展、テラ、フォーサイドなど60銘柄が年初来安値を更新。日本一ソフトウェア、日本色材工業研究所、小田原機器、エスケーエレクトロニクス、メディシノバ・インクが売られた。
一方、ガーラがストップ高。マリオン、日本ラッド、ユニバーサル園芸社、エヌ・シー・エヌ、東邦レマックなど6銘柄は年初来高値を更新。多摩川ホールディングス、AKIBAホールディングス、三ツ知、西川計測、エヌジェイホールディングスが買われた。
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