24円高と反発、目先リバウンド狙いの買い

【寄り付き概況】

4日の日経平均株価は前日比24円98銭高の2万435円86銭で寄り付いた。
直近4営業日で850円近い下げを演じていただけに、自律反発狙いの買いが先行したようだ。東証株価指数(TOPIX)は、2.45ポイント高の1501.41で始まった。
 
 
現地3日の、NYダウが小反発したものの、ナスダック総合指数は続落するなど、まちまちの動きだった。
東証1部の騰落レシオが前日時点で72.8%と売られ過ぎを示唆するゾーンにあり、テクニカル的には目先リバウンド局面への移行を示唆する状況。足もと強弱観対立のなか、見切り売りと押し目買いが交錯する展開にある。
 
外国為替市場で円相場が対ドルで一時107円台に上昇し、円高が輸出関連株の業績の重荷になるとして売りが出ている。
 
業種別では鉄鋼や鉱業が買われている半面、空運や陸運が安い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅上昇。
 
個別では、国際帝石、日本製鉄、武田、アステラス、第一三共が堅調。任天堂は強含みで、東エレク、ファナック、キーエンス、日立、三菱UFJ、スクエニHDが底堅い。
半面、リクルートHD、ソフトバンクG、SGHDが売られ、三井住友は弱含み、ZOZOも値を下げる。ソニー、トヨタ、村田製は軟調。リクルート、ダイキンは売られている。
 
225先物は、野村・ナティクス・GS・シティ・ドイツ・ソジェンが買い越し。
クレディ・大和・アムロ・メリル・UBSが売り越し。
TOPIX先物は大和・ドイツ・バークレイズ・クレディが買い越し。
みずほ・JP・日興・ソジェン・GS・野村が売り越し。
 
テクニカル的には、NJS(2325)、DeNA(2432)、オプティム(3694)、富士興産(5009)、大研医器(7775)、IFIS(7833)、前澤化(7925)、北ガス(9534)が動兆。
 
 

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