マザーズ指数は5日続落、バイオ関連が買われ下げ幅縮小

東証マザーズ指数は5日続落した。前日比0.05ポイント安の872.36ポイントだった。
週明け3日の米株式市場はまちまちとなるなか、本日のマザーズ市場は朝方から自律反発に期待した買いが先行した。
その後は、1ドル=107円台まで円高が進んだことなどが重しとなり、直後にマイナスへ転じる場面もあった。後場にかけては、日経平均の下げ渋りを背景にした個人投資家による押し目買いの動きも散見された。指数寄与度の高いメルカリが大幅安となったがサンバイオやアンジェスなどの医薬品・バイオ関連銘柄が買われた。
 
値上がり銘柄数は184、値下がり銘柄数は90となった。
値上がり銘柄数が値下がりを上回り、地合い自体は悪くはない。
しかし、「投資主体となる個人投資家の多くの手の内は、良いとは言えない状態にある」ため、積極的に上値を追う勢いにはならなかった。頻繁に売買を繰り返しながら利益を得ようとする投資家が少なくないことから、相場の方向性がつかみにくい展開に終始した。

個別では、フィット、ITbookホールディングス、ケアネット、FRONTEO、アドウェイズなど42銘柄が年初来安値を更新した。Amazia、ラクス、メルカリ、アドベンチャー、チームスピリットが売られた。
 
一方、ナレッジスイート、リボミック、AmidAホールディングスがストップ高となった。フルッタフルッタ、FFRI、JIG-SAW、HEROZ、バルテスは年初来高値を更新した。シリコンスタジオ、和心、シャノン、グッドスピード、バリューゴルフが買われた。
 
 

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