日経ジャスダック平均は続伸した。前日比27円14銭高い3332円57銭だった。
米利下げ観測を背景にした米国株高や日経平均の大幅上昇など外部環境の持ち直しを映して、個人投資家のマインドも改善し、ジャスダック市場にも買いが波及した。
このところ下げのきつかった銘柄や個別に材料のある銘柄を中心に幅広く物色を集める展開となった。
個別に材料の出た銘柄を中心に幅広く買われた。米中貿易摩擦の警戒感が後退し、精密減速機のハーモニックや半導体製造装置のニューフレアも上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で323億円、売買高は5031万株。
値上がり銘柄数は457、値下がり銘柄数は146となった。
個別では、中国政府がレアアース(希土類)新輸出管理システム設けることを検討しているとの報道が伝わりアサカ理研がストップ高となった。シンクレイヤ、日本ライトン、マリオン、医学生物学研究所、ユニバーサル園芸社など9銘柄は年初来高値を更新した。小田原機器、SEMITEC、幸和製作所、ルーデン・ホールディングス、AKIBAホールディングスが買われた。
一方、柿安本店、セリア、ゲームカード・ジョイコホールディングス、NKKスイッチズ、デイトナなど11銘柄が年初来安値を更新した。ナトコ、ソレキア、石垣食品、オリコン、ウッドフレンズが売られた。
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