反落スタート、米国とメキシコの貿易交渉不調

【寄り付き概況】

6日前場寄り付きの日経平均株価は、前日比30円26銭安の2万745円84銭と反落してスタート。
 
前日のNYダウが200ドルを超える上昇をみせたものの、日本時間6日早朝に、米国とメキシコの不法移民の流入を巡る協議が物別れに終わったと米メディアが報道、これが外国為替市場でドル安・円高を誘っており全体相場の重荷となっている。日産自やマツダなど自動車株が安い
日経平均は前日に370円近い上昇をみせていたこともあって目先筋の売りを誘発している。取引時間中は為替市場や中国株市場の動向などを横目に神経質な展開が想定される。
 
一方、米株高は投資家心理の支えとなり、日経平均は底堅さも目立つ。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が引き続き株式市場への資金流入を意識させ、値がさの主力株の買いを誘っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がり上位に空運、陸運、情報通信など。一方、値下がりで目立つのは非鉄、石油、鉄鋼など。
 
 
個別では、リクルートHDは大幅安。ソニー、東エレク、村田製、SMC、三菱UFJ、三井住友が安く、任天堂は軟調。トヨタ、マツダ、日産自も売り物、武田、第一三共は弱含みで、JTもさえない。
 
半面、ソフトバンクGが高く、ファーストリテはしっかり。楽天が反発し、ZOZOは底堅い。NTTが堅調に推移している。

225先物は、クレディ・野村・ドイツ・ナティクス・シティ・モルスタが買い越し。
アムロ・ソジェン・UBS・GS・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物は日興・UBS・メリル・モルスタ・ドイツ・クレディが買い越し。
大和・みずほ・野村・JP・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、ホクリョク(1384)、昭和産(2004)、エスクリ(2196)、森永菓(2201)、キーコーヒー(2594)、Jオイル(2613)、東エレデバ(2760)、日本管理(3276)、川田TECH(3443)、ビーロット(3452)、ダイニック(3551)、東海染(3577)、グリー(3632)、ファインデクス(3649)、じげん(3679)、Vキューブ(3681)、三菱紙(3864)、オークネット(3964)、ゼリア(4559)、第一三共(4568)、ダスキン(4665)、OBC(4753)、スカラ(4845)、エン(4849)、大紀アルミ(5702)、アトラエ(6194)、新興プ(6379)、アネスト岩田(6381)、シンコウ(6458)、グレイス(6541)、双信電(6938)、中山福(7442)、松田産業(7456)、トプコン(7732)、ブラインド(7989)、三共興(8018)、日立ハイテク(8036)、菱電商事(8084)、青森銀(8342)、みち銀(8350)、十六銀(8356)、名銀(8522)、愛知銀(8527)、中京銀(8530)、SOMPO(8630)、MS&AD(8725)、ソニーF(8729)、日立物(9086)、丸和運輸(9090)、安田倉庫(9324)、東宝(9602)、ラックランド(9612)、北沢産(9930)、イーストン(9995)が動兆。

 

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