[概況]
6日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.060円まで下落し、じり安の展開とまった。トランプ米大統領がメキシコ側と不法移民流入の問題について協議を行い、進展はあったが合意には至らなかったとし、明日にもう一度協議をおこなうとの内容が報道された。
貿易協議に対する懸念などから米ドル円は売りが優勢か。現在、米ドル円は108.210円付近で推移している。この後はECB理事会が予定されており注目となりそうだ。今回、同理事会後、経済見通しの発表も予定されている。
前回3月時点では2019年から2021年までのインフレ見通しが引き下げられていたこともあり、その後の経済見通しや金融政策の方針については注視したい。
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