日経ジャスダック平均は反発、貿易懸念後退

日経ジャスダック平均は反発した。前日比6円76銭高の3336円86銭だった。
米国によるメキシコへの貿易懸念が後退し、中国株式市場は休場でジャスダック市場では投資余力のある個人投資家の買いが入った。
材料のある銘柄には引き続き個人マネーの流入は続いており、低位株中心に値を上げる銘柄が増加していた。
ただ、為替市場では、1ドル=108円台前半で高止まりしているほか、米国の通商政策の行方も気掛かりとあって材料不足のなか、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなく、全般は狭い値幅でのもみ合い展開にとどまっている。

ジャスダック市場の売買代金は概算で165億円、売買高は3401万株。
値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は217となった。
 
個別では、オートウェーブ、バッファロー、SYSホールディングス、日本興業、AKIBAホールディングスなど6銘柄が年初来高値を更新した。大木ヘルスケアホールディングス、小田原エンジニアリング、No.1、リリカラ、メイコーが買われた。
 
一方、ヒューマンホールディングス、ゲームカード・ジョイコホールディングス、国際計測器、リーガルコーポレーションが年初来安値を更新した。エヌ・シー・エヌ、マリオン、元旦ビューティ工業、五洋インテックス、シンクレイヤが売られた。

 

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