東証マザーズ指数は続伸した。前週末比14.79ポイント高の899.11ポイントだった。
米株高など外部環境の好転が続いていることを背景に、買い戻しの動きがでている。
前週末の米国市場では、雇用統計の弱さを受けて利下げ期待が一段と高まり、NYダウは大幅に続伸した。東京株式市場でも日経平均は2万1000円台の回復となり個人投資家のマインドは改善に向かっている。
市場の懸念材料だった米・メキシコの通商摩擦で関税発動が見送られたこともプラスに働くとみられ、目先は自律反発局面に移行しそうだ。
そーせいやメルカリなど寄与度が高い時価総額上位銘柄の上昇が指数を押し上げた。アンジェスやオンコリスなどバイオ関連株への資金流入も目立った。
値上がり銘柄数は210、値下がり銘柄数は60となった。
個別では、窪田製薬ホールディングスがストップ高、ソフトマックスは一時ストップ高となった。手間いらず、ロックオン、FFRI、JIG-SAW、バリューゴルフなど12銘柄は年初来高値を更新した。エクスモーション、シェアリングテクノロジー、フロンティア・マネジメント、そーせいグループ、プレシジョン・システム・サイエンスが買われた。
一方、フィル・カンパニー、Aiming、サマンサタバサジャパンリミテッドが年初来安値を更新した。メディアシーク、インパクトホールディングス、GA technologies、イーソル、フルッタフルッタが売られた。
