買い優勢の展開か

週明けの日経平均は大幅続伸。
日経平均は寄り付きから2万1000円を上回り、ほぼ高値圏で終えた。
終値は前週末比249円高の2万1134円で5月28日以来、約2週間ぶりの高値をつけて引けた。
終値(2万1134円)では25日線(2万1101円、10日時点、以下同じ)も上回っている。下げ相場が続いているのなら戻り売りに押されてもおかしくない水準であっただけに、場中に崩れなかったことは好感できる。
今日は25日線だけでなく26週線(2万1067円)も上回っており、当面はこれらより上で推移できるかが注目点となる。
 
明日(11日)の東京株式市場は、日経平均株価がきょうの終値で、5月7日以来約1カ月ぶりに25日移動平均線(2万1101円52銭=10日)を上回ってきたことから、先行き上昇期待感も高まり投資意欲の改善から買い優勢の展開となりそうだ。
ただ、東証1部の売買代金は、きょうで3日連続してフシ目の2兆円を割り込んでおり、市場エネルギーの乏しさに懸念が残る。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(10日現在)
 
21765.75  ボリンジャー:+2σ(25日)
21720.02  200日移動平均線
21712.72  ボリンジャー:+1σ(26週)
21608.13  均衡表雲下限(日足)
21451.44  75日移動平均線
21442.61  13週移動平均線
21433.63  ボリンジャー:+1σ(25日)
21326.28  均衡表転換線(週足)
21279.97  均衡表基準線(日足)
 
21134.42  ★日経平均株価10日終値
 
21101.52  25日移動平均線
21067.19  26週移動平均線
20969.18  ボリンジャー:-1σ(13週)
20769.40  ボリンジャー:-1σ(25日)
20731.45  6日移動平均線
20727.88  均衡表転換線(日足)
20655.75  均衡表基準線(週足)
20495.74  ボリンジャー:-2σ(13週)
20437.28  ボリンジャー:-2σ(25日)
20421.66  ボリンジャー:-1σ(26週)
20408.54   新値三本足陰転値
20105.16  ボリンジャー:-3σ(25日)
20022.31  ボリンジャー:-3σ(13週)
 
ローソク足はマドを空けて上げ、4本連続の陽線を引いて買い圧力の強さを窺わせた。
5日線が上向きをキープするとともに、終値は5月7日以来およそ1カ月ぶりに25日線を越えた。
ボリンジャーバンドでは、日々線は中心線を上回り、3日ザラ場の-2σ割れを直近ボトムとする反転トレンドが鮮明になった。
RSI(14日ベース)は46.20%(先週末は39.75%)に上昇した。5月24日の20%割れからの反転基調が継続しており、50%乗せが視野に入っている。
 
 
 

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