前場終値と比較して横ばい

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比71円55銭高の2万1205円97銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.55ポイント高の15600.49で始まった。
円相場の軟化や中国・上海株の上伸に後押しされ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調を持続している。
外国為替市場では、1ドル=108円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、トヨタ、ソニー、日立、東エレク、村田製の輸出関連株が総じて上伸している。ソフトバンクG、KDDI、NTT、三菱UFJ、三井住友、野村、武田が値を上げ、ZOZOは大幅高となっている。
半面、任天堂、ファーストリテキーエンス、第一三共、花王は安い。スクエニHDが下押している。
 
日経平均の日足チャートは、前日の上昇で25日移動平均線を上抜けており、短期的には追随の買いが入りやすいところだろう。主要国で金融緩和への期待が高まっていることも、ハイテク株を中心とした株高の背景にある。
ただ、日経平均が2万1000円台半ばに差し掛かると、過去の累積売買代金が多い価格帯だけに戻りは鈍くなるとみられている。
 
また、株式市場では消費増税見送りと衆参ダブル選実施への期待が根強くあったが、各種メディアでダブル選見送り、増税実施観測が伝わっている。
目先戻りが続くとしても、2万1000円半ばから後半がひとまずメドとして意識されるかが注目だろう。
 

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