日経ジャスダック平均は3日続伸した。前日比5円28銭高い3367円96銭だった。
新規の手掛かり材料に乏しいなか、小動きの展開だった。
前日の米国市場では、米国による対メキシコ関税の無期限延期を受けて、主要3指数は揃って上昇した。しかし、対メキシコ問題は前日のジャスダック市場の上昇で織り込んでいただけに、引き続きの手掛かり材料にはならず、全般は模様眺めムードだった。
また、米中貿易協議や日米の実務者による通商協議の行方も気掛かりとあって、積極的な上値追いの動きは限られ、狭い値幅での動きに終始した。
ジャスダック市場の概算の売買代金は326億円、売買高は8227万株だった。
値上がり銘柄数は333、値下がり銘柄数は263となった。
個別では、バッファロー、ジェイ・エスコムホールディングス、極東産機がストップ高となった。オートウェーブ、アーバネットコーポレーション、No.1、アエリア、ラックなど13銘柄は年初来高値を更新した。ジャパンシステム、シーズメン、和井田製作所、大和コンピューター、カーメイトが買われた。
一方、セリア、昭和パックス、国際計測器、ピープル、リーガルコーポレーションなど6銘柄が年初来安値を更新した。サン電子、大木ヘルスケアホールディングス、日本テレホン、三東工業社、東邦レマックが売られた。
