【寄り付き概況】
12日前場寄り付きの日経平均株価は反落し、前日比73円89銭安の2万1130円39銭と4日ぶりに反落してスタート。
前日の米株式相場が小幅ながら下落し、日本株にも戻り待ちの売りが出ている。日経平均は週初に2万1000円台を回復したあと、2万1200円台では伸び悩む場面が目立っており、上値の重さも意識されている、
内閣府が寄り付き前に発表した4月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.2%増だった。
QUICKがまとめた市場予想の中央値0.8%減を上回った。ファナックなど関連銘柄の一角に買いが入り、相場全体にとって一定の下支えにはなっているようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。
寄り付き時点の業種別では、値下がりで目立つのは石油・石炭、金属製品、証券。商品先物、ゴム製品、その他製造、銀行などとなっている。一方、値上がりは紙・パルプ、精密機器、サービス、鉱業、食料品、小売業などとなっている。
個別では、ソニーが安く、東エレク、TDK、日本電産、任天堂はさえない。ソフトバンクグループ(SBG)は一時、下げ幅を3%超に広げた。KDDI、NTTも軟調。三菱UFJ、みずほFG、三井住友は値を下げ、野村、花王が下落している。
半面、ファストリテやユニファミマ、NTTデータが高い。ZOZOが値を上げ、楽天、7&iHD、JT、トヨタ、村田製が底堅い。
テクニカル的には、鉄建(1815)、東洋建(1890)、インフォマート(2492)、エディオン(2730)、フジオフード(2752)、MonotaRO(3064)、DDHD(3073)、キリン堂(3194)、綿半(3199)、コーセーアールイー(3246)、サイバリンクス(3683)、システムリ(3771)、ネオジャパン(3921)、テイカ(4027)、石原産(4028)、高圧ガス(4097)、ステラケミ(4109)、ゼオン(4205)、積水樹脂(4212)、ソルクシーズ(4284)、レッグス(4286)、日シス技(4323)、あすか薬(4514)、神東塗(4615)、ソフトバンクテク(4726)、楽天(4755)、大塚商(4768)、EMシス(4820)、ERI(6083)、ネットマ(6175)、レオン自販(6272)、巴工業(6309)、北越工(6364)、千代建(6366)、大同工(6373)、富士電(6504)、明電舎(6508)、ダイヘン(6622)、アクセル(6730)、富士通ゼ(6755)、船井電(6839)、共和電(6853)、シスメックス(6869)、千代田イン(6915)、日電子(6951)、新明和(7224)、KYB(7242)、アルビス(7475)、キャノン電(7739)、蝶理(8014)、ミズノ(8022)、東エレ(8035)、住商(8053)、三愛石(8097)、いなげや(8182)、テンアライド(6207)、オークワ(8217)、はせがわ(8230)、パルコ(8251)、フォーバル(8275)、七十七(8341)、秋田銀(8343)、清水銀(8364)、SBI(8473)、媛銀(8541)、アコム(8572)、エスリード(8877)、日神不(8881)、ランビジネス(8944)、トランシティ(9310)、キュソ流通(8369)、藤田観光(9722)、泉州電(9824)、東テク(9960)が動兆。
