日経ジャスダック平均は5日ぶり反落した。前日比11円66銭安の3357円80銭だった。
香港株式市場でハンセン指数が下落していることを嫌気して、午前10時過ぎから日経平均が下げ幅を広げ、この流れを受けてジャスダック市場でもリスク回避の売りが先行した。
また、半導体メモリーの需給改善が遅れるとの見方が優勢となっていることから、東京株式市場の半導体関連へも売りが波及しジャスダック市場でも関連銘柄影響が出ている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は4995万株だった。
値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は386となった。
個別では、セリア、シダックス、桂川電機、日本フォームサービス、リーガルコーポレーションが年初来安値を更新した。ウエストホールディングス、多摩川ホールディングス、オートウェーブ、メイコー、システム ディが売られた。
一方、バッファロー、ジェイ・エスコムホールディングス、日本テレホンが一時ストップ高となった。丸千代山岡家、No.1、アエリア、カーメイトなど6銘柄は年初来高値を更新した。小倉クラッチ、鉱研工業、夢の街創造委員会、ガーラ、シダーが買われた。
