日経ジャスダック平均は反落、動意欠く展開

日経ジャスダック平均は反落した。前週末比0円86銭安の3381円69銭だった。
ジャスダック市場は日米の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から全般は模様眺め気分が広がるなか売り買いが交錯し狭い値幅でのもみ合い展開に終始した。こうしたなか、好業績や材料を発表した銘柄を中心に個人投資家の投資資金が流入し、個別物色は活発だったが、午後には前週末の終値を挟んで小動きとなり、大引けにかけて次第に動意を欠いた。
市場からは「相場の柱となる銘柄がなかった」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で392億円。売買高は1億334万株。
値上がり銘柄数は293、値下がり銘柄数は318となった。
 
個別では、柿安本店、セリア、買取王国、大村紙業、昭和パックスなど18銘柄が年初来安値を更新した。アズ企画設計、ウエストホールディングス、シンクレイヤ、ニチリョク、バッファローが売られた。
 
一方、地域新聞社、スパンクリートコーポレーション、デイトナ、日本テレホンがストップ高となった。和弘食品、スーパーバリュー、アーバネットコーポレーション、丸千代山岡家、三ツ知など17銘柄は年初来高値を更新した。ジェイ・エスコムホールディングス、GMOフィナンシャルホールディングス、フューチャーベンチャーキャピタル、ETSホールディングス、システム ディが買われた。
 

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