早くも様子見。

[概況]

18日の外国為替市場の米ドル円は、108.50円近辺~108.70円近辺での往来相場だった。まず、欧州時間が始まるとそれまで108.500円付近で停滞していた動きは一転し、高値108.730円まで上昇する。
 
しかし高値では売り圧力が強く、NY時間が始まる頃には再び108.50付近まで弱含む。そして、その後は冒頭のレンジ内での上下動が繰り返されるという、方向感に乏しい相場付きに終始した。なお、終値は108.545円だった。
 
さて、本日の米ドル円がこのように動意に欠けてしまった理由は、目立った指標がなかったことはもちろんだが、やはりFOMCを控えていることが大きいだろうか。市場は19日のFOMCの結果をにらみ、早くも様子見ムードに徹しているというわけだ。このようなわけで、本日の東京市場も値動きは限定的だろう。レンジとしては、6/11高値108.815円~6/14安値108.150円内を想定したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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