12円安、売り買い交錯でスタート

【寄り付き概況】

18日の寄り付きの日経平均株価は、前日比12円23銭安の2万1111円77銭と3日ぶりに小反落してスタート。
小幅に安く始まったが上げに転じ、前日比10円あまり高い2万1100円台前半で推移している。中国大手のスマートフォン減産に対する警戒感から半導体関連の一部に売りが出た。一方、海運や自動車などの割安株に押し目買いが入り、相場を支えている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も小動きとなっている。
 
イラン原子力庁は17日、低濃縮ウランの貯蔵量を10日以内に、核合意で定めた300キログラムの上限を上回ることが可能だと表明した。
イランの通信社が報じた。シャナハン米国防長官代行は同日、相次ぐタンカー攻撃への対応を理由に中東へ米軍約1000人を増派すると発表した。
市場では「中東の地政学リスクの高まりが意識され、投資の手控えにつながりかねない」との声があった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に医薬品、鉱業、石油など。一方、値下がりで目立つのは保険、電力ガス、空運など。
 
個別では、ソニーが売られ、東エレク、SUMCOは軟調。日立はさえない。三菱商は弱含み。東京海上が値を下げ、JR東海、JALは続落。ソフトバンクG、ファーストリテ、花王が売られている。
半面、武田、JTが小高く、NTTは堅調。三菱UFJ、みずほFGが買われ、任天堂は反発している。トヨタ、キーエンス、コマツが値を上げ、村田製が底堅く、太陽誘電は強含みとなっている。
 
225先物は、アムロ・クレディ・パリバ・野村・JPが買い越し。
ソジェン・SBI・バークレイズ・みずほ・UBSが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・ソジェン・GS・パリバが買い越し。
大和・バークレイズ・みずほ・野村・JP・メリルが売り越し。
 
 
テクニカル的には、東亜道(1882)、福田組(1899)、フィード・ワン(2060)、伊藤米久(2296)、プラス(2424)、ヨシムラフード(2884)、ラクーン(3031)、DLE(3686)、さくら(3778)、eBASE(3835)、Ubicom(3937)、チタン工(4098)、ダイキアク(4245)、鳥居薬(4551)、M&Aキャピ(6080)、クボタ(6326)、酉島(6363)、QB(6571)、ソニー(6758)、日コンセプト(9386)、ワイヤレスG(9419)が動兆。
 
 

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