東証マザーズ指数は3日ぶり反発した。前日比4.68ポイント高の894.98ポイントだった。
米中通商協議の進展に対する期待からNYダウが一時400ドル超上昇するなど米国株は大幅に続伸。マザーズ市場でも個人投資家のマインドが好転し、買いが広がっている。
19日にマザーズ市場に上場したSansanは午前に4760円で初値をつけた。初値は公募・売り出し(公開)価格の4500円を5.8%上回った。上場時時価総額は1000億円を超え、マザーズ指数への直接的な影響こそまだないものの、同社が好調な出足となっており他のマザーズ銘柄にも好影響を与えていた。
ただ、日本時間あす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見定めたいとの思惑もあり、株式相場全般として買い一巡後は上値の重い展開になることも想定される。
値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は79となった。
同日、札証アンビシャス市場に上場した日グランデは午前に752円で初値をつけた。初値は公募・売り出し(公開)価格の750円を0.3%上回った。
個別では、キャンディル、イオレ、AMBITION、ユニフォームネクスト、モルフォなど8銘柄が年初来高値を更新した。レアジョブ、ソーシャルワイヤー、ユーザーローカル、フルッタフルッタ、アルーが買われた。
一方、Lib Work、くふうカンパニー、中村超硬が年初来安値を更新した。チームスピリット、Kudan、EduLab、ラクス、ハウテレビジョンが売られた。
