[概況]
NY市場で発表された米3月中古住宅販売件数は予想を下回り、ドルは111.900円まで下げたが其の後は株価の下げ幅縮小などにドルも値を戻した。
そして揉み合いの中で引け間際に111.960円まで上昇し、最後は前週末比+4銭高の111.955円で引けたが、NY時間の上下の変動幅は6銭足らずという狭さで、1日を通しても上下の変動幅は11.5銭しかなかった。ユーロも+12.5銭高で引け、原油価格の上昇にカナダドルも買われた(+26銭)が、それ以外の主要通貨は値下りするマチマチな動きとなった。
この日はイースターマンデーで多くの国が祭日となり、為替市場は方向性の無い動きだったが、本日以降米国では企業決算の発表が続き、其の結果次第で為替市場も変動が予想される。先ずは其の結果を待ちたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
