NY株式市場は反落したが、ドルは112円台に乗せる上昇

[概況]

NY市場で発表されたMBA住宅ローン申請指数は前週比マイナスだったがドルには影響薄で、NY株式市場がマチマチで始まり、特段の売り材料も無い中で序盤にドルは当日安値111.675円まで値下がりした。
 
しかし下値は買われて直ぐに揉み合いに戻り、中盤にユーロが125円割れから当日安値124.820円まで落ちる下げに、対ユーロで買われたドルは対円でも上昇した。そして終盤に112円に乗せたあと当日高値112.410円まで上昇し、最後も前日比+33銭高の112.215円と112円台に乗せて引け、ポンドやスイスフランも上昇する一方、それ以外の主要通貨は値下がりして引けた。
 
この日発表の独4月ifo景況感指数は予想を下回ってユーロは売られ、特別なドル買い材料は無かったが、ドルは112円に乗せる上昇となった。経済のファンダメンタルズに着目すればドル買いが一番堅実だと思うが、このままドル高が続くかどうかは判断が難しいところ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次