上値が重い展開か

明日(26日)の東京株式市場は、平成最後のマーケットとなる。連日で高値を更新し、良い形で令和の時代にバトンタッチできるかに注目したい。
 
翌27日からの異例の10連休を目前にして、日本の休場期間中の海外株式相場や外国為替市場での波乱への警戒感から、総じて持ち高を縮小するための上値が重い展開となりそう。
ただ、一方で19年3月期決算と20年3月期業績見通しの発表が前半のピークを迎え、取引時間中の開示も相次ぐことから、業績内容を反映した個別銘柄物色の流れは継続しそうだ。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
 
23065.23  ボリンジャー:+3σ(13週)
22951.22  ボリンジャー:+3σ(25日)
22795.89  ボリンジャー:+2σ(26週)
22710.00  均衡表雲上限(週足)
22563.34  ボリンジャー:+2σ(25日)
22519.03  ボリンジャー:+2σ(13週)
22397.78  均衡表雲下限(週足)
 
22307.58  ★日経平均株価25日終値
 
22212.65  6日移動平均線
22210.66  均衡表転換線(日足)
22175.46  ボリンジャー:+1σ(25日)
22169.11   新値三本足陰転値
22038.60  ボリンジャー:+1σ(26週)
21972.83  ボリンジャー:+1σ(13週)
21882.42  200日移動平均線
21787.58  25日移動平均線
21637.25  均衡表転換線(週足)
21637.25  均衡表基準線(日足)
21426.63  13週移動平均線
21399.70  ボリンジャー:-1σ(25日)
 
ローソク足は陽線を引いたほか、5日線は上向きに転じ、短期上昇トレンドの延長を示唆した。一目均衡表では、日々線が雲上を走って買い手優位の形勢が続くなか、転換線が急角度で上昇し、短期的な買い気の強まりを示唆した。
 
ボリンジャーバンド(25日ベース)では、+1σ付近で寄り付いた後、+1σと+2σのほぼ中間まで上げ、買い手優位が確認された。RSI(14日ベース)は68.38%から68.99%へ小幅の上昇にとどまり、過熱感は乏しい。
 
 
【株式分割】
(25日大引け後 発表分)
 
■エレマテック <2715>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■野村総研 <4307>
6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
 

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