【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比172円61銭安の2万2134円97銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.32ポイント安の1606.96で始まった。
前日の米国株安や円高を嫌気し下落した前場の流れを引き継ぎ、輸出株などに売りが続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに軟調となっている。
外国為替市場では、1ドル=111円60銭近辺で推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調な値運びとなっている。
ゴールデンウィークの大型連休を前に積極的な押し目買いの動きは乏しかった。東証1部の値下がり銘柄は前場は全体の8割弱、対して値上がり銘柄は2割弱となっている。
平成最後の取引での株高に期待する向きもあったが、ひとまずは海外市場の動向、個別の決算への対応と持ち高調整に専念せざるを得まい。
個別では、任天堂に売りが膨らみ、アンリツ、アドバンテスも下押している。キーエンス、ファナック、ソニーがさえない。ZOZOが値を下げ、ソフトバンクGは安値圏でもみ合っている。
半面、京セラがしっかり。SMCは小幅高。ファーストリテが強含み。ヤフーは堅調。
ランチバスケットは360億円、差し引き50億円の売り越しとの観測。
