[概況]
NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より増加したが、第1四半期非農業部門労働生産性指数は予想を上回ってドルは買われ、NY株式市場が続落して始まる中、続いて発表された3月製造業新規受注の予想を上回る結果にドルは欧米市場高値111.585円まで上昇した。
しかしダウがマイナス圏に落ちる下げにドルも売られ、株価の下げ幅拡大に序盤過ぎに今度は欧米市場安値となる111.375円まで値下がりした。
しかし下値は買われて111円半ばを回復し、中盤以降は111円半ばを挟んで揉み合いとなり、最後は前日比+12銭高の111.500円と小幅反発して引けた。他にトルコリラも小幅高(+2銭)で引けたが、それ以外の主要通貨は小幅安で引け、本日の米雇用統計までドルは111円台での揉み合いが続くカタチとなったが、雇用統計が予想を大きく外れない限り、揉み合いは続くのではないかと予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
