8日の東京株式市場は、軟調か。落ち着きどころを探る展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万1500円-2万1800円
朝方は、現地7日の米国株式は大幅安。米中通商摩擦懸念が高まり、ダウ平均は473ドルの下落。取引時間中には下げ幅を600ドル超に広げる場面もあった。
引き続き、米中貿易協議への警戒感から、手控えムードが強まり、買い物薄のなか下値を試す場面も想定される。
13週線(2万1510円)辺りではいったん落ちつきどころを探るとみるが、先行き不透明感が強まる中、下値模索が続くと予想する。消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かいそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(7日終値は110円65-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の半ば(同123円87-91銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比290円安の2万1650円だった。
【好材料銘柄】
■アクロディア <3823>
パラオでのオンラインビンゴカジノシステムの許可取得に向け、現地パートナーとアライアンス契約を締結。
■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
鮎養殖を手掛ける森養魚場の全株式を取得し子会社化する。取得価額は13.6億円。
■きちりホールディングス <3082>
7-3月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・1-3月期も95%増益。
■シュッピン <3179>
今期経常は9%増で2期ぶり最高益更新へ。22年3月期に経常利益23.1億円を目指す中期経営計画を策定。
■BEENOS <3328>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.46%にあたる5万5000株(金額で1億1000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月8日から6月7日まで。
■アグレ都市デザイン <3467>
今期経常は39%増益へ。
■マークラインズ <3901>
1-3月期(1Q)経常は16%増益で着地。
■シグマクシス <6088>
今期経常は13%増で3期連続最高益更新へ。
■あんしん保証 <7183>
前期経常を23%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
8(水)
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/14~15開催分)
4月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
トヨタ、ソフトバンク、ホンダ、SUMCO、富士フイルム、IHI、ローム、双日、アサヒ、サントリーBF、ミツコシイセタン、協和キリン、ディスコ、住友重、ブラザー、ミネベアミツミ、横河電、シスメックス、パンパシHD、ワークマン、ヒロセ電、AGC
【海外】
《米決算発表》
CBRE
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
