【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比6円30銭高の2万1408円43銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、3.29ポイント高の1554.00で始まった。
前場での買い戻しが一巡し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも伸び悩んだ。
米中両政府が貿易問題を巡る閣僚級協議で、初日の会合を終えた。10日午前に再び会合を開くものの、10日午前0時1分(日本時間同日午後1時1分)に予定する2000億ドル分の中国製品に対する追加関税の引き上げが避けられない情勢になった。交渉の進展を期待していた短期筋の海外勢の一部が、先物に売りを出した。
外国為替市場では、1ドル=109円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、東海カ、昭和電工、カーボンは値を下げ、キリンHD、アサヒ、日清食品HDは売られた。住友ゴム、オカモトが軟調で、住友鉱、三菱マ、日水、ホクトが売られている。
半面、任天堂、ソニーが値を上げ、村田製、ファナック、安川電が堅調。キーエンス、SUMCO、トヨタ、ホンダ、コマツ、武田、塩野義、第一三共は買われた。
