日経ジャスダック平均は3日続落、見切り売り

日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比8円20銭安の3406円86銭だった。朝方は好材料の出た銘柄を中心に買いが先行したが、午後は米国が対中制裁関税を引き上げたことで貿易交渉の先行き警戒感が強まり、新興株市場でも売りが優勢となった。
決算発表を受けた見切り売りなどで上値が重かった。
 
市場からは「昨年から続く米中摩擦への懸念はある程度織り込まれており、きょうの下落幅は限定的だった」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は6954万株。
値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は303となった。
 
個別では、秋川牧園、マサル、クルーズ、地域新聞社、博展など40銘柄が年初来安値を更新。大阪油化工業、日本サード・パーティ、フルヤ金属、高橋カーテンウォール工業、アテクトが売られた。
 
一方、応用技術、環境管理センター、オリコンがストップ高。ミサワホーム中国、ETSホールディングス、UTグループ、SHINWA Wise Holdings、和弘食品など18銘柄は年初来高値を更新。ヒビノ、nms ホールディングス、太洋物産、日特エンジニアリング、不二ラテックスが買われた。

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