中国外務省声明受け米ドル円軟調。

[概況]

15日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調な推移となっている。米ドル円は朝方より、109円台後半にて上値の重い推移を続けていたが、欧州時間の序盤に差し掛かる頃、中国外務省より米国の対中関税措置に対し対抗措置をとることを示唆する声明が出され、米中関係の悪化を嫌気して米ドル売りが進行し、一時109.295円へと本日安値を更新する展開となった。
 
目新しい材料ではなかったものの、110.00円の大台を回復しきれない上値の重さ等、テクニカル面で弱気筋が優勢となりやすい環境が下落に拍車をかけた格好。目先は13日安値の109.015円を意識する展開となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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