反発後は上値の重い展開か

17日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1000円-2万1300円。
NYダウ平均は214ドル高と強い動きとなっており、これを好感した流れになると予想する。
朝方は買いが先行するとみられる。地合いの好転が期待され、好業績銘柄を中心に買い戻す動きが強まりそうだ。
ただ、今週は先週の急落からの反発が期待されたが、ここまでの戻りは鈍い。高く寄った後は強弱感が入り交じり、次第にこう着感が強まると考える。
日経平均株価の5日線(16日時点で2万1170円)近辺では、戻り待ちの売りが控えているとみられ、同線が意識される展開も予想される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(16日終値は109円45-46銭)と円安に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の後半(同122円67-71銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比205円高の2万1255円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ソニー <6758>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.80%にあたる6000万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月17日から20年3月31日まで。
 
■アイレックス <6944>
今期経常は79%増益へ。
 
■住友不動産 <8830>
今期経常は8%増で7期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は2円増配へ。
 
■東テク <9960>
今期経常は4%増で8期連続最高益、前期配当を15円増額・今期も67円継続へ。
 
■シダックス <4837>
前期最終を赤字縮小に上方修正。
 
■NATTY SWANKY <7674>
株主優待制度を新設。毎年6月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、ダンダダン酒場の「餃子一皿引換券」(500円相当)6枚を贈呈する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
17(金)
3月第3次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
アルコニックス、大王紙、光通信、イチケン、鶴見製、東北新社、北越コーポ、フジプレアム、TYK、チヨダウーテ、ヨシタケ、JALCOHD、創健社、ムサシ、オーハシテクニカ、横丸魚、シャクリーGG、天昇電、シダックス、ニレコ、光陽社
 
【海外】
米4月景気先行指数(23:00)
《米決算発表》
ディア・アンド・カンパニー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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