伸び悩み、上げ幅を縮小

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比208円76銭高の2万1271円74銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、16.25ポイント高の1553.80で始まった。
日経平均株価は伸び悩んでいる。東証株価指数(TOPIX)もやや上げ幅を縮めている。買い戻しなどに支えられて上昇している銘柄が多いが、上海総合指数がじり安となるなどアジア株の一角がさえない中で、上値は重い。
 
外国為替市場では、1ドル=109円70銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個別では、ソニーが商いを伴って大きく値を上げ、東エレクが高く、トヨタ、キーエンス、キヤノンは買われている。三菱商、JXTG、商船三井は反発。三菱UFJが堅調で、ファーストリテ、リクルートHD、ソフトバンクG、武田、任天堂も上昇している。
 
半面、ZOZOが売られ、楽天はさえない。みずほFGは続落。村田製、TDK、太陽誘電が値を下げ、アドバンテスは軟調となっている。
 
前場は、日経平均は300円を超える上昇で前場を折り返し、値上がり寄与上位を見るとソフトバンクG、ファーストリテに続き東エレクがランクインした。
 
日経平均の日足チャートを見ると、直近の調整局面で上値抵抗となっていた5日移動平均線を下から上に突き抜け、指数に絡んだ売買でも買い戻しの動きが出ているとみられる。
とはいえ、2万1400円近辺には75日移動平均線が位置しており、これに迫る場面では戻り待ちの売りが出やすいと考えられる。
 
 

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