マザーズ指数は反発、買い戻しの動きが優勢

東証マザーズ指数は前日比16.71ポイント高の890.96ポイントと反発した。
良好な外部環境を背景に売り方による買い戻しの動きが優勢となっている。東証1部銘柄の決算が一巡し、「個人投資家の資金が新興市場に戻ってきやすい状況」となっている。マザーズの売買代金上位には、常連のバイオ関連株よりも、好決算など個別材料のある銘柄が目立った。
市場関係者からは「バイオ祭りが終わったわけではなく、常連の個人投資家の遊び道具が変わっただけ」と冷静な声も上がっていた。
 
値上がり銘柄数は213、値下がり銘柄数は64となった。
 
個別では、Amazia、インパクトホールディングス、グッドスピードがストップ高。イーエムネットジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。マーケットエンタープライズ、バルニバービ、イーソル、カオナビ、トビラシステムズなど15銘柄は年初来高値を更新。ブライトパス・バイオ、アクトコール、ハウテレビジョン、アズーム、シリコンスタジオが買われた。
 
一方、FRONTEO、富士山マガジンサービス、タイセイ、スタジオアタオ、ロコンドなど13銘柄が年初来安値を更新。ユーザベース、シェアリングテクノロジー、CRGホールディングス、イントランス、NATTY SWANKYが売られた。

 

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