大型連休明けの東京株式市場は売り一色となり、新興市場も連動して下落している。
海外要因、それに大きな影響を受ける東京株式市場の下値不安も膨らんでいる。
マザーズ指数は14日の取引時間中に852ポイントの安値を形成した。
新興市場上場銘柄は売り需要がある程度出尽くしつつあるが、地合いが悪くて戻り切れない印象がある。決算発表も一巡しており、20年3月期の業績拡大を見込む銘柄などはこの辺りが仕込み場となりそうだ。
地合い自体が落ち着けば急速な戻り相場入りも期待できる状況にある。
大型連休前から信用買い残整理の動きが出ており、買い方の復帰が期待された連休明け後に全般相場が崩れたことで、信用需給が通常時よりも良好な状況にある。
買い余力があることに加え、戻り売りも軽減されるため、軽快な値動きが期待できそうだ。
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