[概況]
東京時間に当日安値111.145円まで下げたドルは其の後揉み合いに戻り、米株価指数先物が時間外取引で買われ、米国債利回りが上昇するとドルも買われてNY市場朝方にはそれまでの高値を上抜き、当日高値111.485円まで上昇した。
其の後NY株式市場も上昇で始まったが、続いて発表された1月製造業受注と1月耐久財受注は共に予想を下回ってドルは上値を抑えられ、米中貿易協議で中国側が当初の合意から後退する姿勢を示していると報道されるとドルは売られ、NY市場中盤には上昇前の水準となる111.260円まで下落した。
しかし下値を売り込む動きは無く、其の後は揉み合いとなり、最後は前日比-0.5銭の111.435円と前日とほぼ変わらずで引けた。ドルは111円前半で揉み合いが続いており、今後の動きはFOMC(日本時間21日3時)の結果待ちではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
