104円高、続伸スタート 米国株の堅調な相場展開を受け

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は、20日終値比104円34銭高の2万1713円26銭と続伸してスタート。

前日のNYダウなど主要指数が揃って上昇、ナスダック総合指数の上げが目立った。これを受けて東京株式市場でも主力株中心にリスクをとる動きが優勢となっている。注目されたFOMCはFRBが年内の利上げを見送る方針を示したことが好感されている。
一方、外国為替市場ではドル円・相場が1ドル=110円台後半と円高方向に振れており、これが上値を重くする要因となりそうだ。
 
総務省が取引開始前に発表した2月全国CPI(消費者物価指数)は、生鮮食品およびエネルギーを除く総合で前年同月比0.4%増となり、市場予想の平均と一致した。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に鉱業、金属製品、紙パルプ、海運、機械など。
 
個別では、東エレク、日立、SMCが上伸。村田製、キーエンス、任天堂、ソフトバンクGが買われている。JALは小高い。
 半面、ソニーが軟調。エーザイに売りが殺到している。KDDIが安く、三菱UFJ、三井住友が下げ、ANAもさえない。
 
 
225先物は、クレディ・モルスタ・野村・ソジェン・アムロが買い越し。
JP・三菱・日興・メリル・パリバが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・JP・メリル・アムロが買い越し。
UBS・GS・大和・ソジェンが売り越し。
 
テクニカル的には、大東建(1878)、神戸物産(3038)、ネクステージ(3186)、エムアップ(3661)、ネクシーズ(4346)、USS(4732)、日軽金(5703)、古河機(5715)、ウィル(6089)、ナブテスコ(6268)、日東工(6651)、スミダ(6817)、キーエンス(6861)、レーザーテック(6920)、物産(8031)、小林産(8077)、クワザワ(8104)、新生銀(8303)、愛媛銀(8541)、山陽電(9052)、ブックオフ(9278)、イーレックス(9517)が動兆。

 

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