欧米株安を受け軟調展開か

 
25日の東京株式市場は、反落後、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1100円-2万1400円。
日経平均は、前週末22日の欧米の主要株価指数が下落した動きを受け、シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形で下落が予想される。
5日線や25日線を割り込む可能性が高く、緩やかに下降中の75日線付近(22日終値ベースで2万1050円39銭)までの下落が想定される。
売り一巡後、明日26日の3月期配当権利付き最終売買日を前に、比較的に配当利回りの高い銘柄には配当取りの動きがみられそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末22日終値は110円76-77銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同126円12-16銭)と円高に振れている。円高の動きも重なり、下値模索を強いられる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比355円安の2万985円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】 
 
■ピーエス三菱 <1871>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も14円増額。
 
■イメージ ワン<2667>
非開示だった今期経常は4.7倍増益へ。また、21年9月期に売上高40億円(18年9月期実績は16億5300万円)、営業利益8億円(同4000万円)を目指す中期経営計画を策定。
 
■ディー・エル・イー<3686>
総再生回数2400万回超のアニメ「ポプテピピック」のスマートフォン向けゲーム「ポプテピピック++ ~ポプ子ピピ美の友情大作戦~」を4月1日に配信開始。
 
■キーウェアソリューションズ<3799>
今期経常を27%上方修正、配当も4円増額。
 
■ソフトフロントホールディングス<2321>
19年3月期第4四半期に投資有価証券売却益3500万円を特別利益に計上する。
 
■フルスピード<2159>
株主優待制度を新設。19年4月末時点で800株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2500~1万5000ポイントの株主優待ポイントを付与する。ポイントは電化製品や食品などと交換できる。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
 
25(月)
1月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
アークランド、大光
 
【海外】
独3月Ifo景況感指数(18:00)
米2月シカゴ連銀活動指数(21:30)
《米決算発表》
レッドハット
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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