【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比399円66銭高の2万1376円77銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、36.69ポイント高の1614.10で始まった。
米国株や為替の落ち着きを好感し大幅高となった前場の流れを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調を持続している。陸運業など内需関連株に買いが目立つ。
外国為替市場では、1ドル=110円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、任天堂は高値もみ合い。エーザイ、武田が値を上げている。トヨタ、ソニーが買われ、キーエンスもしっかり。OLC、JR西日本は一段高。三菱UFJ、三井住友は堅調だった。
半面、ソフトバンクGが弱含み。ファーストリテ、ZOZOは売り優勢。あおぞらがさえない。住友不は小幅安。
テクニカル面から日経平均を見ると、3月4日高値からの押しは、昨年12月26日安値を起点とした上昇波動の調整と考えられることを挙げ、これを踏まえた下値目途として、3月4日高値から11日安値への下落幅を3月22日高値から同値幅押した20,790円が挙げられる。
また、同水準は、昨年12月安値から3月4日高値までの38.2%押し20,748円とも概ね一致する。一方、これらの水準を下回った場合は、同半値押し水準である20,404円などが次の下値目途として挙げられる。
ランチバスケットは20件、234.25億円、30億売り越し。
