27日のマザーズ指数は大幅続伸となった。前日比20.36ポイント高の961.12ポイントと続伸。
1月29日以来およそ2カ月ぶりの高水準だった。
前日の米国株式市場における主要3指数が揃って上昇したほか、重症虚血肢対象のHGF遺伝子治療用製品で条件・期限付製造販売承認を取得した指数インパクトの大きいアンジェスへと関心が向かったことで、朝方からマザーズ市場には買いが先行した。
また、その他のバイオ関連にも個人投資家による関心が波及したことでマザーズ指数は前場中ごろにかけて一段高をみせた。
売買代金は概算で1564.96億円。騰落数は、値上がり213銘柄、値下がり56銘柄、変わらず1銘柄となった。
個別では、値上がり率上位にMマートやAppBank、G-FACTORYなどのストップ高水準まで買い進まれた銘柄が並んだ。売買代金上位では、ンジェスのほか、オンコリス、そーせい、ALBERT、窪田製薬HD、ギークスなどが上昇した。
一方で、資本金及び資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金を処分すると発表したサンバイオのほか、メルカリやGDHは軟調であった。夢展望、コラボス、フェイスネットワーク、ベガコーポレーション、ゼネラル・オイスターは値下がり率上位に売られた。
値上がり銘柄数は217、値下がり銘柄数は60となった。
個別では、エディアは一時ストップ高となった。
エニグモ、ソフトマックス、ウォンテッドリー、gooddaysホールディングス、アンジェスなど12銘柄は昨年来高値を更新した。
ギークス、PKSHA Technology、リンクバル、CRI・ミドルウェア、メディアフラッグ、アイリックコーポレーション、が買われた。
一方、夢展望、コラボス、フェイスネットワーク、ベガコーポレーション、ゼネラル・オイスターが売られた。
