東証マザーズ指数も反落し、前引けは前日比1.63ポイント安い959.49だった。
前日の米国株安や円高傾向を映して利益確定の動きが先行している。
昨日はマザーズ指数が強い値動きをみせていた。アンジェスのインパクトが大きいとはみられるが、本日は売られている状況、バイオ株にも利食いの動きは出やすくなっている。
また、28日から29日にかけて、米中閣僚級による通商協議が再開されるだけに、個人投資家間にも協議の行方を見極めたいとの思惑も高まりやすいだろう。
ただ、トレンドが強まってくるなか、個人主体の物色が活発化してくることが期待されそうである。
値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は174となった。
きょうマザーズ市場に上場した3銘柄のうち、NATTYは公募・売り出し(公開)価格を20%上回る3930円で初値を付けた。前引けは初値から310円安い3620円だった。
日本ホスピスの初値は公開価格を47%上回る1466円だった。その後、制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比300円(20.5%)高の1766円まで上げ、前引け時点では同水準で買い気配だった。
フレアスは買い気配のまま午前で取引が成立しなかった。気配値を公開価格(1850円)を71%上回る3155円に切り上げた。
個別では、ミンカブ・ジ・インフォノイド、gooddaysホールディングス、ピアラ、コプロ・ホールディングスが昨年来安値を更新。はてな、アンジェス、Delta-Fly Pharma、シルバーエッグ・テクノロジー、プレシジョン・システム・サイエンスが売られた。
一方、日本ホスピスホールディングスがストップ高。AmidAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトマックス、EduLab、リンク、リックソフト、メディアフラッグなど10銘柄は昨年来高値を更新。ドリコム、バリューゴルフ、Mマート、ALBERT、ASJが買われた。
目次
