日経ジャスダック平均は反発、投資家心理が改善

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比10円97銭高の3444円19銭だった。米国株高など外部環境の落ち着きを受け日経平均株価が上昇したほか、中国・上海株式相場も大幅高で推移したことで投資家心理が改善。好材料の出た銘柄を中心に個人投資家の買いが入った。
既存の交通インフラを変革する「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」関連が市場の注目を集めており、26日にアプリの企画切符や高速バス切符などの機能スマホで完結できる新MaaSサービスを5月より提供すると発表したジョルダンが連日の急騰だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で413億円、売買高は8579万株だった。
値上がり銘柄数は305、値下がり銘柄数は280となった。
 
個別では、ハピネス・アンド・ディ、アクセスグループ・ホールディングスがストップ高となった。ジョルダン、菱友システムズ、精工技研、ホウライ、ディーエムエスは昨年来高値を更新した。光ビジネスフォーム、医学生物学研究所、国際チャート、共同ピーアール、地域新聞社が買われた。
 
一方、夢の街創造委員会が一時ストップ安と急落した。クルーズ、大木ヘルスケアホールディングス、イハラサイエンス、エヌ・シー・エヌ、初穂商事など6銘柄は昨年来安値を更新した。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、NaITO、グリムス、日邦産業、Nutsが売られた。

 

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