マザーズ指数は3日ぶり反発、投資家心理が上向き

東証マザーズ指数は前日比10.66ポイント高の919.35ポイントと3日ぶり反発。
米中貿易協議が合意に近づいているとの報道などを受けて投資家心理が上向き、新興企業市場は買いが優勢となった。アンジェスが反発して終わりバイオ株などへの売りがとりあえず一巡したことで切り返しの動きとなっている。
前日までの下落で利益確定の動きが進み、この日は再び材料株などに資金を投じる動きが見られた。信用評価損率が比較的低水準で推移するなど個人には投資余力があり、調整地合いは2日間で終わった。ただ、個人の買いに持続性がなく、売買代金上位銘柄でも日中の値動きは不安定だった。
値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は92となった。
 
マザーズ市場に上場した東名の終値は3575円で、初値(4205円)を15%下回った。売買代金は42億円と新興市場ではそーせいに次ぐ8位となった。

個別では、Amaziaがストップ高。インタースペース、日本ファルコム、PKSHA Technology、HEROZ、みらいワークスなど9銘柄は年初来高値を更新。ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、アンジェス、ロゼッタ、インパクトホールディングス、フレアスが買われた。
 
一方、ジーエヌアイグループ、アズーム、アセンテック、ビリングシステム、ソーシャルワイヤーなど18銘柄が年初来安値を更新。エードット、AmidAホールディングス、ASJ、ベルトラ、ギークスが売られた。
 

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