豪ドル円が上昇。

[概況]

3日の東京外国為替市場は、豪ドル円が上昇した。上昇した理由は以下の2つが挙げられる。1つ目は、米中の通商協議の進展期待の高まりだ。詳しくは英フィナンシャルタイムの報道で、同紙は「米中貿易合意に向けた問題の大半を解消した」と、米中の合意が間近であることを伝えた。
そして2つ目は発表された豪州の小売売上高の好結果である。同指標は予想0.3%のところ結果0.8%で、豪州の景気減速懸念を後退させる内容となった。以上のことが好感され、豪ドル円は高値を79.415円まで伸ばすこととなった。
 
日足チャートで見ると、本日の豪ドル円は昨日の高値と面合わせした格好で、同水準を上抜けてくると、次は大台80.00円といった水準が視野に入ってきそうだ。もっとも欧州時間では上昇に陰りが見え始めているため、次に動意はこの後の米ADP雇用統計や米ISM非製造業指数の結果を待つ必要がありそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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