日経ジャスダック平均株価は続伸した。
前引けは前日比10円00銭高い3445円20銭と底堅い動きとなっている。
前日の米ハイテク株高や4日の日経平均株価の上昇を背景に、新興株に対しても個人投資家などは買い意欲を保った。半導体関連株としてハーモニックやフェローテクが物色され、商いを伴って株価が上昇した。
ただ、米中協議の次には日米の新たな貿易交渉が控えており、先行き警戒感が完全に払しょくされたと言いづらく、買い一巡後は様子見ムードだった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で207億円、売買高は3382万株。
値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は214となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、三東工業社、銚子丸、メディシノバ・インク、東洋合成工業など17銘柄が年初来高値を更新。santec、日本アンテナ、アイレックス、リーダー電子、AKIBAホールディングスが買われた。
一方、クルーズ、銀座山形屋、ビジョナリーホールディングス、マミーマートが年初来安値を更新。レイ、文教堂グループホールディングス、シーズメン、日本エマージェンシーアシスタンス、南総通運が売られた。
