日経ジャスダック平均は3日続伸、ハーモニック買われる

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。前引けは前日比15円高い3457円48銭となった。
米中交渉の進展や世界景気の改善期待が引き続き投資家心理を支えている。中国関連株とされるハーモニックは、米運用大手の株保有が明らかになったこともあって買いが続き、連日で年初来高値を更新した。
ただ、依然として米中協議の進展具合に関する報道内容を確認したいとのムードや米雇用統計に対する警戒感は根強く、次第に模様眺めムードが強まる可能性も同時に意識されよう。また、週末要因に伴うポジション調整の売りも引けにかけて出やすいだろう。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は3807万株。
値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は214となった。
 
個別では、シーズメン、前田製作所、サカイホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。アジアゲートホールディングス、ピクセルカンパニーズ、GMOアドパートナーズ、日特エンジニアリング、靜甲など15銘柄は年初来高値を更新。リバーエレテック、多摩川ホールディングス、スリー・ディー・マトリックス、内外テック、ジェイテックが買われた。
 
一方、クルーズ、レッド・プラネット・ジャパン、オータケ、ビジョナリーホールディングス、マミーマートなど6銘柄が年初来安値を更新。放電精密加工研究所、ルーデン・ホールディングス、オリコン、エージーピー、桂川電機が売られた。

 

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