日経ジャスダック平均は前週末比3円93銭高い3464円95銭と4日続伸した。
前週末の米株高など外部環境の落ち着きを背景に、買いが先行している。
米中貿易協議の進展期待から個人投資家のセンチメントが改善し、好材料が出た銘柄を中心に個人投資家などの買いが入った。
ただ、方向感には乏しかった。
市場では「取引時間中に手掛かりとなる材料に乏しく、2019年3月期の決算発表が出そろうまで様子見姿勢を崩しにくい」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で312億円、売買高は8718万株。
値上がり銘柄数は322、値下がり銘柄数は240となった。
個別では、安江工務店、三東工業社、幼児活動研究会、CSSホールディングス、イーサポートリンクなど33銘柄が年初来高値を更新した。santec、レッド・プラネット・ジャパン、メディアリンクス、ウエストホールディングス、暁飯島工業が買われた。
一方、大成温調、きょくとう、セキ、豊商事、ASIAN STARなど6銘柄が年初来安値を更新した。ブロードバンドタワー、レーサム、ワークマン、リバーエレテック、ハーモニック・ドライブ・システムズが売られた。
