ドルは111円前半に落ちるが下値は堅い状況

[概況]

NY市場序盤にドルは当日安値111.270円まで下げたが、発表された2月製造業新規受注と2月耐久財受注は共に予想通りの結果となってドルは買い戻され、序盤のうちに111円半ばまで値を戻した。
 
其の後は111円半ばを挟んで揉み合いとなり、最後は前週末比-19.5銭の111.485円と111円半ばを割れて引け、ユーロは買われ(+26銭)、ポンド(+9銭)、豪ドル(+9銭)、カナダドル(+28銭)も買われたが、スイスフラン(-6銭)やNZドル(-2銭)、トルコリラ(-24銭)、南アランド(-2銭)は下げるマチマチな動きとなった。
 
週明けの為替市場はリビアでの軍事衝突を受けて内戦拡大への警戒に原油価格が上昇してドルは売られ、カナダドルが買われるなど主要通貨はマチマチな動きとなったが、NY株式市場はダウ以外続伸し、ドルの下値は堅く上値を目指す勢いは残っていると見られる。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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