【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比1円54銭安の2万1760円11銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.12ポイント安の1614.02で始まった
売り買いの手掛かりとなる材料に乏しく、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前場終値付近での小動き。
外国為替市場では、1ドル=111円30銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、ソニー、任天堂が高値圏でもみ合い、ファナック、東エレク、信越化は堅調。JXTGが高く、出光興産はしっかり。日金銭がにぎわい、グローリーは大幅高となっている。
半面、ソフトバンクGが売りに押され、KDDIは小幅安。キーエンス、SMCが値下がりし、三菱UFJ、三井住友はさえない。
今週10日発表の2月機械受注や11日発表の安川電決算が注目されている。
米中の景況感改善などを背景とした買いも続いており、本日はファナックなどの設備投資関連株が堅調で日経平均を下支えしている。
ソニーなどの材料株や日金銭などのテーマ株が値を飛ばしているところを見ると、個人投資家の物色意欲もなお強いだろう。日経平均は5日移動平均線レベルで下げ渋り、ひとまず安川電の決算などを待つ格好となりそうだ。
ランチバスケットは350億円、差し引き30億円の売り越しとの観測。
