東証マザーズ指数は前日比2.42ポイント安の873.06ポイントと3日ぶり反落した。
前日の米国株高や為替市場での円安進行など外部環境は良好なものの、前日に2万1000円台を回復した日経平均が上値の重い展開を強いられたことから、マザーズ市場も利食い売りなどが先行し、頭の重い展開となった。また、米中閣僚級の貿易協議の行方も見定めたいとのムードが強かった。
ただ、マザーズ市場では個別材料株への投資資金が継続した。第1四半期の営業利益が大幅な増益を達成したメドピアや、好業績が引き続き手掛かりになった。
値上がり銘柄数は124、値下がり銘柄数は140となった。
個別では、アドベンチャーがストップ安。ライトアップ、MTGは昨年来安値を更新。ピーバンドットコム、ピクスタ、ジーエヌアイグループ、ユーザーローカル、JMCが売られた。
一方、フルッタフルッタ、Amazia、メドピア、トランザスがストップ高。ラクスルは一時ストップ高と値を飛ばした。リネットジャパングループ、ソフトマックス、CRI・ミドルウェア、UUUM、テノ.ホールディングスなど7銘柄は昨年来高値を更新。コンヴァノ、エンバイオ・ホールディングス、シェアリングテクノロジー、ブティックス、エスユーエスが買われた。
